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アダルトチルドレン、毒親育ちを克服したブログ 一人で苦しみを乗り越えようと思うことをやめる

【いつも寂しい満たされない】孤独から抜け出すために必要な一つの意識

孤独を感じる時

私は長い間、孤独を感じながら生きてきました。

孤独で苦しいときに、誰かに分かってもらいたい、自分の気持ちに寄り添ってほしいと思っていました。
けれど人に一方的に求めることでうまくいかないことが多かったのです。

そうして誰も私の気持ちを分かってくれないと思って、さらに人を遠ざけて孤独になっていたような気がします。

人との関わりで色々なことが煩わしく感じて自分から人と距離を置いても、しばらくすると寂しさばかりが増してきます。

孤独を感じる原因

孤独を感じる一番の原因は、自分のことを責めすぎているからかもしれません。
こんな自分はダメだと思う感情は、色々な困難を自分で引き寄せます。

自分の弱さや未熟な部分は、自分にとってマイナスな要素ではありません。
自分を責めることが減っていけば、少しずつ孤独感も薄れていくかもしれません。
自分らしく生きていけばいいんだと思えたら、自分が孤独ではないことに気がつくからです。

人は誰しも一人で生きているわけではなくて、孤独に生きているわけではありません。
そのままの自分が必要とされていること、自分は価値ある人間だということに自分で気がつくことが大切です。
そのためには自分を責めるのはやめて、今の自分を受け入れる方向へ意識を持つことが大切だと感じます。

人と求め合うことで心が満たされる

今の自分を受け入れるには、人との関わりも大切になってきます。
自分が大切な存在だということを、他者が思っているからです。

誰からも必要とされない人はいないし、自分のことを大切に思ってくれる他者の存在を感じることが大事です。

他者に大切に思われた経験があるから孤独がつらくなる、人と求め合う喜びを知っているほど、孤独がつらくなります。
いつも寂しいと思うのは、人と共に生きていくなかで喜びを感じているのだと思います。
人と求め合うことで心が満たされているのかもしれません。

人と傷つけ合うこともあるけれど、それ以上に求め合う喜びがある。
だから人と距離をとっても虚しさから解放されることはないと感じます。

人との関わりは煩わしいことばかりではないと感じているからこそ、何度うまくいかなかったとしても、また人との輪に入りたいという願いが出てくるのだと思います。

自分が誰かの支えになっている

今、強く孤独を感じていたとしても、この先ずっと続くわけではありません。

そして孤独を感じるのは、自分が生きていることが誰かの支えになっていることに気が付いていないからです。
自分が大切な存在だということ、愛されている存在だということに、自分で気がつくことが大事です。

そのことに気が付くのは、自分が心から誰かの支えになりたいと思えたときだと思うのです。

誰かが寄り添ってほしいと思うのは、自分に関心が向いていて、自分にばかり関心があるほど孤独を感じやすくなります。

誰かに寄り添うために自分は何ができるだろうかと思えたら、他者に関心が向いていて、自分は一人ではないことに気がつくと思うのです。

一人で苦しみを抱えると孤独を感じる

孤独が辛いと思えるのは素敵なことだと私は思っています。

人と求め合う喜びを知っていて、人と支え合って生きたいと願っているからだと思うからです。

自分に寄り添ってくれる人が現れたら孤独から抜け出せるのではなく、人を支えるために自分は何ができるだろうかと思えたときから、もう自分は一人ではないし、誰かと共に生きていく人生になっているのだと思います。

一人で寂しさや苦しみを乗り越えようと思わないこと、そのために自分は何ができるか考えること。
それは誰かと共に生きていることを感じることにつながります。

自分がどんなに孤独を感じていたとしても、自分一人で生きているわけではない。

自分のことを支えている人に気がついていないだけで、自分のそばにいるのかもしれない。

自分のことを大切に思ってくれる他者は必ずいます。
孤独から抜け出すために必要な、たった一つのことは、自分が大切な存在だということに自分で気がつくことです。

そのために自分を責めるのはやめて、人との関わりを大切に思うこと、自分は人を支えるために何ができるかと考えることが大事です。

自分が大切な存在だということに気がついた時、自然に孤独から抜け出すことができると私は思っています。