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アダルトチルドレン、毒親育ちを克服したブログ 一人で苦しみを乗り越えようと思うことをやめる

毒親育ちのフラッシュバックに悩まされたら

親から傷つけられた過去

私は毒親育ちだと自分では思っていて、トラウマやフラッシュバックに悩まされたこともありました。
以前の私は、親からされて嫌だったことを思い出しては、とんでもない子育てをしてくれたなと腹が立っていました。

だけど今は、親からされたことをほとんど思い出さなくなりました。

どうやって過去を流すかというと、親のことを考えすぎないようにすることかもしれません。

私は自分が毒親育ちだと気づいたのは結構最近で、生きづらさの原因が親の育て方にあると思ったとき、一番親を恨んでいました。

子供の頃から生きづらかったけれど、どうして生きづらいのか分かりませんでした。

親から「あなたは何をやっても駄目だ」と言われたら、私は何をやっても駄目なんだと思いました。
恥ずかしいと言われたら、私は恥ずかしい存在なんだなと思うのです。

子供は親から言われた言葉をそのまま受け入れるのかもしれません。

私の存在が恥ずかしいのなら、どうして私を産んだのと思いました。
出来が悪い子供は育てられないなら、産まないでと私は思うのです。

その思いは、親への恨みと自己否定をさらに強めます。

そこから抜け出すためには、親に対してあきらめることも大事です。
そして親が自分を否定する言葉をそのまま受け入れないことです。

親がガミガミ言うのは、私が悪いからだと思っていました。
そんなことはなかったのに、だけど親が悪いとも今は思わなくなりました。

親から傷つけられた後の苦しみ

もう大人なんだからとか、いつまでも親のせいにするなとか、親が嫌だったら家を出て自立したらいいとか、目にすることがあります。
それはもっともな意見だけど、毒親育ちで生きづらさに苦しんでいるときは、そんな建設的な考えになりません。

自分が選択することを許されなくて、親から否定されて育つと、自分が手にしている選択肢や可能性に気づけないんです。

子供の頃から支配されてコントロールされて、進路を親に決められて、それに反抗することは許されなくて、親が決めた進路は私にとっては不可能で、だけど不可能を可能にしろと言ってきて、できなかったら出来損ないと言われて、それで大人になって自分には色々な可能性があるなんて思えないんです。

自己破壊的になって人を拒絶したり、自分から人が去っていくことに傷つき、それが人への恨みになったり、悪循環に陥ることもあります。

どんな育てられ方をしたとしても沢山の可能性が自分にあると思えるためには、親から傷つけられた悲しみを、自分がどこかで終わらせることが大事だと思います。

その終わらせ方は色々あるだろうけど、自分の生い立ちを含めて自分自身をそのまま受け入れることだと私は思います。

上手く生きられない

私は今でも普通には生きられないと感じます。
普通に生きたいと思うこともあるし、社会に適応できている人が立派に見えます。

だけど人は誰しも普通には、なれないと思うのです。

上手く生きられない、建設的な考え方ができない、だけど色々な生き方や考え方があっていいと思います。

今そう思えなくても、結論をすぐに出さなくてもいいのかもしれません。
今の自分の感情が、自分の絶対的なものと決めなくていいと思います。

過去を流すには、人が自分に何をしたかよりも、自分は人に何が出来るか考えるといいとか、気持ちが萎えるようなことを私は書きます。

まぁ方法は何でもいいのですが。
親から傷つけられた人が、生きる気力を失い、トラウマやフラッシュバックに悩まされ、どうして苦しみ続けないといけないのだろうかと思っているだけです。

だけどそこから抜け出す可能性は、たぶん誰にだってあります。

自分の傷ついた過去を、過去のまま受け入れることができたら、過去を思い出すことも減ってくると私は思っています。