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アダルトチルドレン、毒親育ちを克服したブログ 一人で苦しみを乗り越えようと思うことをやめる

毒親も助けを必要としている人

私は毒親育ちで、ずっと生きづらさを感じていました。
今でも毒親育ちの色々な後遺症は残っているけれど、やっと立ち直ることができたと自分では思います。
 
どうやって生きづらさを克服できるか、ブログで自分の考えを書いています。
また、今も生きづらさに苦しんでいる人の色々な記事も読んでいます。

親から理不尽に傷つけられた人が、どうやって立ち直ることができるか、色々な人が勇気づけの記事を書いています。
 
傷つけられた人(被害者)の悲しみや、そこからどうやって克服するかを書いている記事はたくさん見ます。
だけど傷つけた人(加害者)の苦しみや、更生に関する記事は少ないなと私は思います。

私自身、とんでもない育てられ方をしました。
虐待は受けていないけれど、毒親育ちによる後遺症はあります。

異常な親に育てられたら、子供もおかしくなる、そう感じます。
だけど親だってずっと苦しんできたと今では思います。

悪いのはすべて毒親、虐待をする親には厳罰をとか見るけれど、それで解決するのだろうかと私は思います。
傷ついた子供を助けるとか、保護するとか、それが大切だと感じている人は多いかもしれません。
だけど子供を傷つけた毒親だって助けを必要としている人だと思うのです。

それに毒親も、元は被害者なのかもしれません。
 
深く傷ついた人の中から加害者がうまれる、そうだとするのなら、傷ついた人が立ち直るサポートが必要だと思います。
 
加害者の更生に関する記事は少ないと書きましたが、加害者の更生は、被害者の克服と同じなのかもしれないと思いました。
傷ついた中で、自分を見失わないこと、負の連鎖を自分で止めることが大事なんだと思います。
 
負の連鎖を断ち切る方法は簡単ではないです。
自分の力だけで解決しようとすればするほど大変です。

自分を救い出すもの、それは他者の存在かもしれません。
他者の存在を意識することで、自分の傷が癒えることもあります。
 
もし、誰も自分の助けになってくれないと感じるのなら、自分が誰かの助けになることを考えてみるのもいいかもしれません。
その考えは自分の助けになると私は思っています。

苦しみにのまれないようにするために、一人で抱え込まないことが大事だと思います。