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アダルトチルドレン、毒親育ちを克服したブログ 一人で苦しみを乗り越えようと思うことをやめる

毒親と和解したいと思ったら、迷わず突き進んだ方がいい

毒親と和解したいと感じる時

私は毒親育ちで長い間、生きづらさを感じていました。
母に否定され続けて、心身共ににボロボロになったこともあります。

毒親育ちで苦しんでいる時、親と和解しようなんて考えませんでした。
親からひどい目にあった、生きづらい、そんな感情が支配していました。

親を許せないと思っていたし、この生きづらさは一生抱えて生きていくしかないと感じていました。
だけど少しずつ生きづらさを克服していくうちに、自分の考え方もかなり変わってきました。

もし今、毒親と和解したいと感じるのならば、それは和解に向けて迷わず突き進んだ方がいいと私は思います。

色々傷ついたこともあったけれど、自分の気持ちにある程度、折り合いがついた、自分なりに立ち直ることができたと感じているのかもしれません。
親とこのままでいいのかなと思うのなら、自分の思うままに親に歩み寄ってみたらいいと思うのです。

やっぱり分かり合えないと思ったら、また離れたらいいし、何度でもやり直したらいいと思います。

私の場合

私はもう親と分かり合うのは無理で、一緒にいると自分の精神が壊れるような気がして、親と離れることを決めたことがあります。

一時期はもう二度と親に会わないかもしれないと思っていました。
親への怒りが無くならなかったし、親を恨んでいました。

親に全く会わない期間が3年過ぎて、その期間で少しずつ生きづらさから立ち直ることができました。

立ち直ってくると、親への気持ちにも変化がでてきました。

このまま一生会わないままでいいのかなとか、思うのです。
親への怒りが減ってくると、すごく不思議なのですが、親から大切にしてもらった記憶がよみがえります。

怒りで支配されていた時は、されて嫌だったことばかり思い出すのに、思い出は変わらないはずなのに、不思議です。

親も必死だった、私を大切に思っていたと感じるようになりました。
またいつか会いに行こうという気持ちがでてきました。

実際親に会ってみて、やっぱり分かり合えないのは変わらなかったけれど、しょうがない、色々な親子の形があると思いました。

何でも白黒はっきりさせなくてもいい、親が悪かったと結論付けなくていいと思うのです。

親は変わらない、だけどそのなかで、自分らしくいられる方法を見つけたらいいと感じます。

たとえ親子の関係がうまくいかなくても、親が恋しいとか、親を想う自分の気持ちを感じるのなら、その気持ちは大事にした方がいい、それは自分を支えるものになるからです。

和解にも色々な形がある

母の母親も毒親でした。
母がどうしてあんな子育てになってしまったのかは理解できます。

理解できても納得はできない、だけど母も必死だった、仕方がなかったと、自分の気持ちに折り合いをつけることができるようになりました。

私の場合、二度と会わないと思っていた状態からまた会うようになった、それが和解だと思っています。

親が傷つけたことを認めたとか、親が謝罪したとか、そんなことが無くても和解できたと感じます。

何が私を苦しめていたかを親が理解することは無いと思います。
今でも分かり合えないままで、だけどそれでもいいと思えるようになりました。

私は親の望むようには生きられない、親も私の望むようには生きられない。

それでも少しだけ妥協してみるとか、歩み寄る気持ちがあれば、和解できるかもしれないと感じます。

和解したいと感じるのならば、和解に意識を向けていくのがいいと思います。
自分の理想とする和解になるかどうかは分からないけれど、これでいいんだと自分が納得できたとき、和解できたと思えるのではないだろうかと私は思います。