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アダルトチルドレン、毒親育ちを克服したブログ 一人で苦しみを乗り越えようと思うことをやめる

理想の自分は今の自分自身だ -完璧主義をやめるには-

理想の自分とは

私は完璧主義なところがありました。
それは自分の現状に満足していないからだったと思うのです。

自分に対して否定的になると、今の状態に満足できずに完璧主義になってしまうかもしれません。
だけど、少しずつ自分を受け入れられたとき、完璧に近づくことで理想の自分になれるわけではないと感じました。

人は誰しも完全にはなれなくて、それを限りなく完璧に近づければ近づける程、理想の自分になれるわけではなくて、不完全な自分をそのまま受け入れることができたとき、今の自分に満足できるのだと思います。

理想の自分は今の自分自身だと思うのです。

不満を減らすには

今の自分に満足できないのは、やりたいことができていないからだと思うかもしれません。
だけど、自分がやりたいと思っていることが本当に自分のやりたいことかどうかは分からないと思うのです。
今自分が手にしているものや、自分がいる場所、自分の周りの人の存在を軽んじていないだろうかと思うのです。

今自分が手にしているもので、自分の周りの人の存在の中で満足を見出すことは可能だからです。

どんな場所であっても自分がいるその場所を軽んじていると、息苦しく感じるかもしれません。

自分の置かれている場所で息苦しさを感じるのに、すぐに逃げ出すことができない状況ならば、その場所で自分らしく生きる余地はないか探してみるのもいいと思うのです。

こうなれば幸せになれるはずという思いは、今の自分に対する不満を自分が引き寄せていると感じます。

今の自分に満足すること

今の自分に満足することは、そこから向上しないということではありません。
自分は自分でいいんだと思うことで可能性はもっと広がると思います。

色々なことに挑戦する勇気が持てるし、成功しても失敗しても自分には変わらず価値があると信じることができます。

人に批判的になることや自分の正しさばかりを追求することを減らして、不完全な他者を受け入れられたとき、他者も不完全な自分を受け入れてくれると感じることができると思います。

それは自分は自分でいいんだと感じることにつながると思うのです。

他者との関わりの中で自分らしく生きることができると私は思います。
自分が手にしているもので、無理をしない範囲で、自分は他者に何ができるだろうかと思えたら、自然に人への批判的な感情も薄れてきます。

また、自分が受け取っているものが当たり前ではないからこそ、感謝がうまれると思います。
色々な恩恵を受けて生きている。

今、自分が手にしているものや自分の周りの人の存在を軽んじてはいけない。

今、懸命に生きている自分を無視してはいけない。

理想の自分は今の自分自身だ。

私はそう思うのです。