母親がヒステリックでうるさい場合 -ヒステリーの母の対処法-
ヒステリーの母親
私の母は、私が子供の頃からヒステリーでした。
少しでも失敗するとすぐに叩かれました。
子供の頃の私はいつも母親の顔色を伺い、母親にガミガミ言われないように、叩かれないように、常に気を張っていました。
私の母は、子育てで頼れる人が少なかったです。
そんな状況の中、母は必死に子育てをしていました。
子供を母が考える幸せの通りに育てようとしていました。
子供を思い通りにしようとしていたから、余計にヒステリーになっていたのかもしれません。
そんな環境で私が思春期を迎えた頃、私は激しい反抗期がやってきました。
言い争いは絶えず、お互い譲ることはなく、相手を責めて傷つけ合っていました。
大人になってきたら、母とは分かり合えない虚しさがありました。
そしてこの先の私の未来もコントロールしようとします。
それに逆らうと激しいヒステリーです。
ヒステリーなときに正しさは通用しません。やめてと言ってもやめることはできないかもしれません。
だけど、ヒステリーに支配されない方法はあると思います。
うるさい親に黙ってほしいと思うと、親が黙ってくれないことがしんどくなります。
親が黙ることはできないと思って対処法を考える方がいいと私は思っています。
ヒステリーに支配されないためには
私が母のヒステリーから抜け出せなかった原因の一つは、私自身が自立していなかったことにありました。
どこかで、母に愛されたいという気持ちや、母に私の気持ちを分かってほしいと思うことをあきらめられなかったのです。
だから、なかなか母から精神的に離れることができませんでした。
母に話を聞いて欲しいとか、分かり合いたいとか、そんな気持ちがずっとありました。
その気持ちが、母のヒステリーを引き寄せていました。
母親のヒステリーにのらないことが大切で、母親がガミガミ言いそうになったら、さっと離れて、自分の気持ちを分かってもらおうとすることをやめることが大事です。
また、ヒステリーな時の母親の言葉をそのまま受け止めないこと、ヒステリーな時に話し合いをしようとしないことも大切です。
母親がヒステリーになった原因を考える
私の母は結婚前に実母が亡くなっています。
姑にはいびられ、頼れる実母はいなくて、夫はモラハラ気味で、孤独な子育てでした。
母がヒステリーになった原因が今では理解できます。
母親がどうしてヒステリーになったかを、自分から理解しようとする気持ちも大切だと感じます。
自分から相手を理解しようと思えたら、相手に対する対処法も自分で導き出すことができるかもしれません。
自分の考え方を変える
私も母と同じように、母をコントロールしようとしていたのかもしれません。
傷つけたことを認めてほしい、私の気持ちを理解してほしい、母と分かり合いたいと思っていました。
人をコントロールすることなんてできないし、相手に期待しないことが大事です。
期待するのをやめたら、そこで親子の関係が終わるわけではありません。
しんどい親子関係から抜け出すために、自分の考え方を変えていくのもいいと思います。
母に支えられて生きてきた、だけど母に支配される必要はないと感じます。
そして、母親のヒステリーが、本来の母親の姿かどうかは分かりません。
母親のヒステリーがしんどいと感じるのは、本当は母親の優しい部分を知っているからかもしれません。
ヒステリーなときは、なるべく受け流すことが大事です。
母もヒステリーでしたが、私もヒステリーでした。
だけどその関係を変えることはできます。
ヒステリーを感じたらさっと離れる、相手をなんとかしようと思うことをやめることが大事だと私は思っています。