生きるのが辛い原因は孤独を感じる感情 一人で苦しみを抱えないこと
生きるのが辛い原因は孤独感
孤独を感じるとき、何かにすがりたくなるときがあると思います。
一人で生きているように感じても、一人で生きているわけではない。
だからこそ孤独が辛くなります。
誰だって、誰かと繋がりたいと感じていると思います。
孤独を感じると生きるのが辛いと感じるかもしれません。
それは一人で苦しみを抱えているからです。
一人で乗り越えようと思うと苦しくなり、孤独感が強まります。
生きるのが辛いと感じるのは、人と求め合う喜びを知っているからかもしれません。
一人で抱えないこと、誰かと共に乗り越えようと思うことが大切ですが、人と関わると傷つく機会も出てきます。
私は人との関わりで傷つくことをいつも恐れていました。
傷ついたときに、一人で立ち直らないといけないと思っていたからです。
だから自分の心を守るために、人との関わりで傷つかないように、傷つく前に自分から距離をとっていました。
好きなことをするだけが幸せではない
人間関係や色々なことに疲れて人と距離をとり、自分のやりたいことをやっていたこともあったけれど、虚しさばかりが募って心が満たされることはありませんでした。
自分の心が満たされないのは、やりたいことができていないからだと思うかもしれないけれど、好きなことをしているのに心から楽しめないときもあります。
それは自分の好きなことだけをして生きることが幸せではないと思うからです。
私にはいつも孤独感がつきまとっていました。
何度傷ついても、また人と関わりたいという思いが出てくるのです。
人との関わりの中で自分の心が満たされることを感じていたからかもしれません。
一人で自分を追いつめない
孤独を感じたときは、一人で乗り越えようと思うことをやめることが大切です。
人と共に乗り越えていく、それを目指すのならば、自分も人に寄り添う意識をもつことが大事です。
また、人と関わりたくなくて、もし引きこもっていたとしても、このままでいいのかなと不安になることがあるかもしれません。
それは心のどこかに人と関わりたいという気持ちがあるからだと私は思います。
このままでいいのかなと不安になったら、では人と支え合って生きるために自分はどんなことができるだろうかと考えてみたらいいと思うのです。
色々な形に人を求める気持ちが隠されている
人と関わりたいという思いだけが人を求める気持ちではありません。
寂しさや不安だったり、取り残されたような気持ちや、人に対して批判的になっていたり、色々な形に人を求める気持ちが隠されていると私は思うのです。
人を求める気持ちを、否定しないでそのまま受け入れることが大切です。
受け入れたら、行動しないといけないわけではありません。
寂しい、誰かと繋がりたい、そのために自分は何ができるだろうか、そう思うことが自分の素直な気持ちを受け入れていることにつながります。
人を愛する心を受け入れる
孤独が辛いと思うのは、人を愛する心があるからだと私は思っています。
人を愛する心を認めたら、実際に行動しないといけないわけではありません。
一人は寂しいと感じる心をそのまま受け入れることが、人と支え合って生きることにつながります。
そして孤独を感じる一番の原因は、自分のことを責めすぎているからかもしれません。
自分を責めると生きるのが辛くなります。
どうして辛いか、そのままの自分でいいと本来思っているからです。
自分がどんなに孤独を感じていたとしても、支え合って生きています。
人は決して一人にはなれない。
人はつながっている、誰だって、生きている限り。
一人で自分を追いつめないこと、一人で苦しみを抱えないこと、そのために、人を愛する心を自分が受け入れることが大事です。
孤独感が薄れてきたとき、生きるのが辛いと思う感情も少しずつ薄れてくるかもしれないと私は思っています。