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アダルトチルドレン、毒親育ちを克服したブログ 一人で苦しみを乗り越えようと思うことをやめる

自分を好きになる方法はシンプル -人が本来もっている心に素直に生きる-

自分を好きになるには

私は自分を好きになる方法をずっと考えていました。

けれど、自分から不幸になりたいと願う人はいないのであれば、自分を大切に思わない人もいないのかもしれません。

人は本来、自分は自分でいいんだと思っているのだと私は思います。

自分を好きになれないと感じているのならば、それは自分を大切に思う気持ちに気がついていないからだと思うのです。

どうして気がつかないかというと、今まで自分の気持ちを蔑ろにしてきたか、自分の気持ちに逆らって生きてきたからかもしれません。

自分がやりたいことをして、自分がやりたくないことはしない。
それが自分の心に素直に生きることだと思います。

人が本来やりたいこと

そして人が本来もっているやりたいこととは自分を、人を大切にしたいということだと私は思います。

自分を大切に思う自分の心に気が付く、それは他者との関わりの中で気が付くことができると思うのです。

人は自分の心を他者に映し出しているからです。(投影の法則より)

人は自分の心を映し出した世界のなかを生きています。
だから自分が生きているその世界は、自分の心を表しているということです。

自分の心を映し出している他者や世の中に関心をもっていくことが大切だと私は思います。

他者に関心をもつとは、人の目を気にすることや人の反応を気にすることとは違います。
それは人からどう思われるかという自分の心配をしていて、関心は自分に向いているからです。

人や世間にどう思われるか関係なく、自分は人に何ができるだろうかと思う心は、そのまま自分の生きる世界に映し出され、生きていく虚しさや息苦しさも減ってくると思うのです。

自分を大切にすることは、自分のことばかり考えることではないと私は思います。
人と支え合って生きる中で喜びを感じたとき、自分を大切に思うことができると思うのです。

人を支えるために自分は何ができるだろうかと思えたら、自然に自分のことばかり考える感情も減ってくるかもしれません。

我慢をしなくても、自分を犠牲にしなくても人を大切にすることはできると思います。

人を大切に思うこと、誰かの力になりたいと思うこと、その思いは、自分も人から大切に思われている、誰かが自分の力になってくれることを信じることにつながっていると思います。

人は、自分が思っていることを他者も思っていると感じる心の性質があるからです。

人が本来やりたくないこと

そして逆に人が本来もっているやりたくないこととは自分を、人を傷つけたくないということだと私は思います。

だとしたら、不必要に自分や人を傷つけるのは控えた方がいいと思うのです。

どんな自分も否定する必要はないということです。
自分の良い部分も悪い部分も、そのままの自分を否定したくないと本来は感じていると思います。

また、人への不平不満や人を許せない気持ちも、自分の本来の気持ちに逆らった行動だから苦しいのだと私は思います。

人に対して不平不満があってもいいじゃないかと思うかもしれません。
もちろん不平不満を抱いていても自分の価値が変わるわけではありません。

不平不満を抱いている自分を否定する必要はありませんが、人に不平不満を感じていると、自分が苦しくて生きづらくなる。

本当は人を批判したくない、人を許したい、人を傷つけたくない。
そう思うから苦しいと感じると思うのです。

だから不平不満の感情から解放されたとき、心も穏やかになります。

自分が抱いている感情が、もし苦しいのならば、本当はそんなこと思いたくないと感じていると思うのです。

自分を好きになると幸せになる

誰かを羨む心も、こうなれば幸せになれるはずと願う気持ちも、自分にとって本当は必要ないのかもしれません。

人は本来、自分は自分でいいんだと思っている。
そのままの自分でいいんだと感じている。

自分を好きになるのに条件なんて必要ない、ということです。
その気持ちに逆らって生きると苦しくなると思います。

うまくいかないときも、ダメだった結果も、それが自分にとってマイナスなことではない。

自分のダメな部分が減ることで、自分を好きになれるわけではありません。
自分の弱さも欠点も、そのままの自分でいいと本来思っていて、その気持ちを否定しないことが大切です。

自分の気持ちに素直に生きるとは、そのままの自分を、そのままの他者を否定しないことだと思います。
そうすれば、自分を好きだと思う気持ちに気が付くことができると感じます。

自分を好きになると、自分らしく生きることができると私は思っています。